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お金がなくてもなんとかなる! 費用を抑えた遊びの提案blog
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21458445_2201926889s.jpg予算はねぇがイラストカットが欲しい、
という状況はデザインの現場ではよくあります。


紙面の大半が文字ばかりで読みにくかったり、
内容が分かり難いケースです。
かといってここで写真を使うのもどうなのよ?という状況で

『あー、誰か使いやすいイラスト描いてくれねーかなー。』


と思うのは至極当然の流れですね。
イラストレーターに依頼すればイメージに合わせた使いやすいイラストが
出来上がってきますが、イラスト代が発生してしまいます。
しかも元データを貰えないこともあるので使いまわしも難しいですね。(´・ω・`)


イラストに充てる予算がないのなら、いっそ自分で描いたほうがいいです。
デザイナーなら割と簡単にできてしまうので、以下の手順を参考にしてください。




[今回使うもの]
・紙
・鉛筆
・スキャナー
・Adobe Illustrator CS 以降

21458445_2201926889s.jpg






では、このイラストを
タッチを変えてリライトしてみましょう。



まず、紙に鉛筆でおおまかなラフを描きます。


genga.jpg




完成形がなんとなくイメージできる程度でOK。





スキャナーでラフをスキャン後、
Illustratorを起動、新規ファイルに、
ファイル→配置でスキャンしたラフを配置します。
透明度を50%に設定し、
上からペンツールでラインを引いていきます。
今回はタッチを変えるので
「太めのラインでフチ取り→中を塗りつぶし」
という古典的なアニメ塗りにします

totyu.jpg
ラインの太さは2.5ptで
ラフはあくまで参考に
バランスを調節しながら
ラインを引きます


ラインが引けたら、ここで一工夫。
ラインはそのままだと
「いかにもイラレで作りました」という
やっつけ感が出てしまうので、
ラインのタッチを変えます。

totyu2.jpg


パスのアウトライン

パスの合成

ラフ



totyu1.jpg

ラフはイラストごとに
ベストな調節が違うので
何度かやり直してみてください

totyu3.jpg




少しラインに波が出たのが
わかりますか?
手描き感を出す基本技なので
覚えておくと便利です。


これで気になるところを修正すればフチ取りはOK。
そしてフチ取りしたパスの下に色のパスを
配置すれば完成です。

kansei.jpg




リライト版完成です。
雑誌でこんなタッチのカットみません?
え、見ない?
ご、ごめんなさいっ。


他にもいくつかの表現技法がありますが、
それはまた別の機会に紹介します。


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性別:
男性
自己紹介:
グラフィックデザイナー4年生
とか書くと凄くできそうに見えるけど
そうでもない感じ(´・ω・`)
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